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現状に満足することなく、より高い理想のゴールを目指して自律的な振り返りと挑戦をするため、「想いやりと信頼」あふれる組織のコミュニケーションを実践するための職員研修のご報告。

(本文)

サルナートの森幼稚園研修事例

  • 現状に満足することなく、より高い理想のゴールを目指して自律的な振り返りと挑戦をするため、
  • 「想いやりと信頼」あふれる組織のコミュニケーションを実践する職員研修を行ないました。
内容

サルナートの森幼稚園のご紹介

農園を含む豊かな自然に囲まれ、小学校とも隣接した幼稚園です。

園長先生

金子 照暁先生

園の教育目標

●「ありがとう」と感謝できる子ども

●「ごめんなさい」と素直に反省できる子ども

●「まぁ!きれい」と感動できる子ども

遊びを通した集団生活や、広々とした農園の四季の移り変わりの中で、いろいろな体験により生きる力の基礎を養い、自分から意欲的に行動し、自分で判断できる力を持ち心豊かに育つことを大切にしながら、将来は自分のためだけでなく、まわりの人のためにも何かが出来る温かい人間へと育ってもらいたいと願う、園児の心のふるさとを目指す幼稚園です。

特徴をご紹介

園には6,000坪の農園が隣接し、梅林・竹林・栗林・柿林・茶畑・いも畑があり、四季を通じて自然とふれあえます。研修を行なった3月下旬は桜がもう満開で、それは見事なもの!きれいな緑とさわかな空気に包まれています。

今回の研修の実施日時と場所

●日時:2009年3月26日 午前8時30分〜12時30分

●場所: サルナートの森幼稚園 講堂

ケーススタディを使ったグループ討論(ダイアログ)ケーススタディを使ったグループ討論(ダイアログ)

研修プログラム

一丸となって「挑戦」のための組織コミュニケーション力を強化!

学校法人化して5年、自然に囲まれた環境と先生方の心温まる保育の成果が実を結び、今や250名の園児を抱える園となり入園希望者はまだまだ増加中とのこと(素晴らしい!)。

幼稚園経営として見れば立派な成功例ですが、園長先生は「現状に甘んじることなく、常に謙虚に振り返り、課題に挑戦する」機会だとおっしゃっています。

「収容のキャパを越えられないので、たくさんの入園希望者をお断りしなくてはならない現実がある中で、それだけの大きな期待と責任を感じて一歩高い目標を自ら設定して挑戦するべきです」と。今回の研修は、この園長先生の想いを形にするため、組織的な振り返りと挑戦にトライする力をつけることを目標とした研修です。

ケーススタディを使ったグループ討論(ダイアログ)ケーススタディを使ったグループ討論(ダイアログ)

第1部 「振り返りと挑戦による成長とは」

現状が例え成功であったとしても甘んじることなく、現状を振り返ることでこれからなすべき課題を知り、自ら解決のための行動を取る「自律化」に向けた活動の進め方を学習します。基礎的なロジカルシンキングの考え方を使って、問題、原因(問題点)、課題とは何かを明確にして、皆の想いから目標をつくり、ゴールイメージに向かって課題を探し挑戦することの大切さを学習しました。

身近にやりがいを感じる「聞く」と「聴く」

第2部 「想いやりとコミュニケーション」

「振り返りによる成長」を皆で進めるために、「想いやり」の視点から組織のコミュニケーション活動のありかたをチェックし、職員同士が互いの立場と期待役割を理解して尊重し、信頼を強めあうための課題を学びました。職場全体で、皆が1人を大切にすること、1人は皆のために貢献すること、「ありがとう」という言葉を通じた信頼を得ることを自己実現の目標とすることを学習しました。

ケーススタディを使ったグループ討論(ダイアログ)ケーススタディを使ったグループ討論(ダイアログ)

第3部 「ケーススタディ(グループ演習)」

職場で実際に起こった事例をもとにしたケーススタディを通じて、職場の各々の役割(ポジション)に応じて、互いのコミュニケーション・ギャップを克服するためのグループ討論を行ないました。話し合いは、実際の職場の会議でもそのまま活用できるよう、ダイアログという方法を使ってチームの合意形成の仕方を学習しました。

「生き生きさ」を持ち続ける想いやりのコミュニケーション

第4部 「自分自身を動機付ける」

「信頼と想いやり」にもとづいて「振り返りによる成長」の活動を進めるためには、自分自身を動機付け、生き生きとした気持ちで仕事に向かい合うことが必要です。1人ひとりの先生が「生き生き先生」として自分自身の課題に挑戦をし、魅力的な教育者となっていただくための「自分磨きの」課題を見つける方法を学習しました。

参加者の学びの声

「振り返る」ことの大切さを良く理解することができた

●いつも向上心を持つことや、自分に満足しないことは本当に大切だと思いました。クレームを解決するだけでなく、その根底にあるものを見つめ、よりよい幼稚園、職場にして行きたいと思います。

●今までは、上手く行かなかったことの原因や問題点ばかりに気を取られていましたが、上手く行ったことの要因も、振り返ることによってつかむ必要があることを学びました。

●今まで何か問題を起こすことは恥ずかしいことだと思っていましたが、成長するためには問題を自ら見つけていくことが大切なのだと知り、前向きな気持ちになることができました。

職員同士でコミュニケーションを取ることの意味を再認識できた

●「想いやり」という言葉について、相手と心で会話するという意味を改めて学ぶことができました。コミュニケーションを取るには、自分から進んで人の輪のつながりの中に入っていくことが大切だと感じました。

●普段から信頼関係を作っておき、1人ひとりが同じ目標に向かって自覚を持っていくことが大切なことなのだということを学びました。

●お互いが想いやりを持っていれば、受け入れることと伝えることができると思いました。その入り口は大きなことではなく、普段の何気ない会話から広がるものだと感じました。

「皆で話し合いをする」ことの意味と大切さをあらためて確認できた

●自分が思ったことを深く考えるだけではなく、多くの意見を聞くことによって、自分自身いろいろな立場からものを見ることができたことが良かったと思います。

●ケーススタディで討論したことは本園でも起こりえることなので、とても身近に感じられ考えさせられる点が多く、自分を見つめなおす機会になりました。

●話し合いという場を通じて、自分の声に真剣に耳を傾けてくれる人がいることを、あらためて喜びとして感じることができました。

「生き生き先生」を目指してがんばって生きたい

●仕事が楽しめれば人生も楽しめる!楽しむためには努力が必要だと言うことを改めて認識することができました。

●「全ては自分の責任」という言葉が印象に残りました。でも責任の意味を取り違えて1人で抱えるのではなく、いろんな人に助けてもらって、本当の意味での責任を果たしたいと思います。

●今の仕事にすごく生き甲斐を感じるので、この研修を体験して更にプラスの考え方をすることができました。本園での先生達との関係性を見直すことができ、より良い存在になれるように努力したいと思います。

ケーススタディを使ったグループ討論(ダイアログ)ケーススタディを使ったグループ討論(ダイアログ)

研修効果の振り返り

研修成果についてのアンケート調査では、ほぼ全ての参加者が「非常に役に立つ」、「かなり役に立つ」、「役に立つ」」と回答しており、研修の効果が十分認められました。お母さん先生、事務、バスの先生方を含む全職員が参加した研修の場で、各々の立場からの考え方を交し合うことで、幅広い視点からの学習ができたことが成功の要因となったと思われます。

研修成果の振り返り

今後はこの研修の成果をご活用いただき、サルナートの森幼稚園がますます発展されることを祈念いたします。

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