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福岡市南区 長丘幼稚園 茅嶋 智江園長先生 以下新任6名、副園長先生、学年副主任1名
福岡市東区 美和台幼稚園 永島 美智子園長先生 以下新任7名、主任・学年主任各1名
●日時:2009年2月26日 午後1時〜5時
●場所: 福岡市ガーデンパレス 4階 萩の間
ナーサリーおよびジュニアを含む幅広い保育に特色がある長丘幼稚園と、先生の愛情をベースにのびのびとした保育に特色がある美和台幼稚園、異なる保育体系を持つ2園の合同開催とし各園の特色を背景とした意見交換を行なうことで、新任職員の即戦力化の相乗効果を狙った研修です。
両園からベテランの先生方も参加いただき、配属後に直面するであろう種々の課題への対策と、保育のプロフェッショナルとしての心構えについて討論を行ないました。

幼稚園の現場の課題に合わせて「レッツ・トライ!」の内容を組み立てました。社会人として初めて保育の最前線に配置される新任職員の皆さんが、配属当初に遭遇するであろう数々の課題を乗り越えて1日も早く職場に順応し、チームの一員として活躍できることを目標としました。
実際に保育の現場で発生した新任職員の事例をケーススタディとして用意し、参加者全員で問題点を討論し考えることで、各自の課題を明確にし配属までの準備をしていただくことにしました。
「挨拶」、「聞く・聴く」、「精一杯」、「実践」、「組織」などの基本動作について、言葉の意味を教育者として的確に捉え実行するためのお話をいただきました。日常で何げなく使っている1つ1つの言葉をより深く考えることにより、各自の課題をとらえることができました。
教育のプロフェッショナルとして職場に立ち、職業や自分の人生に向き合うための「仕事観」について学習し、組織のメンバーとしてチームワークにもとづいた行動をするための基本的な行動の規範を習得しました。特に「組織の一員として」、「仕事をする」意味、その中で自己実現を目指すことで自分自身を奮い立たせ、達成感・満足感を得て「人生を楽しむ」ためのポイントをつかみました。



社会経験の少ない新任職員が、考え違いや思い込みなどによって配属後に遭遇しがちな問題、例えば過剰な責任感から1人で悩み苦しんだり、何度も同じ指示や注意を受ける、自分の勝手な判断で報・連・相を行なうなど、先輩が実際に体験した事例をケーススタディとして学習しました。参加者をグループに分け、ダイアログ(対話)という方式によって、自分の身に起こるかもしれないという疑似体験を通じて各自が課題を考え討論し、相互啓発を通じて仕事への取り組み方を学習しました。



園児の指導や保護者への対応など、新任職員が配属当初に経験するストレスは相当なものが予想されます。厳しい仕事ながら、その中で先輩職員とのコミュニケーションを取り、身近な達成感を感じながら自分自身を活性化するための知恵について学習を行ないました。



長丘幼稚園の先輩職員、美和台幼稚園の先輩職員から新任の先生方へ激励の言葉をいただきました。幼稚園の先生となってよかったと思えること、日々の仕事の中で充実感・達成感を感じながら自分自身が成長することに喜びを感じることなど、これからの社会人としての生活を送る上で、力強い励ましの言葉となりました。
「組織の一員として自分のできることを良く考えることが新任としての責任の取り方」であることを学べたという意見をたくさんいただきました。また、ベテランの先生方からも、「新任の先生との関わり方、意見の聞き方など見直すきっかけとなった」という意見をいただきました。
●実習に入ってから「自分に勤まるだろうか」と不安でいっぱいでしたが、この研修を受けることで、心の持ちようや、仕事をすることの重たさや楽しさ、そして誇りが持てることを知り、気持が楽になり前向きになることができました。(美和台N)
●本日の研修で、社会の一員となるということはどういうことなのか、また保育者としてどのような行動を取るべきなのかを学ぶことができたと思います。(美和台T)
●これまでの不安も今では楽しみ・期待へと変り、明日からまたがんばれる気がしてきました。(長丘Y)
●新任という立場でたくさんの不安を抱えていましたが、このような研修を受けることで幼稚園とは本当に魅力的な職場だと感じました。(長丘Y)
●自分と向き合うこと、自分から働きかけること、諦めずに続けることなど、実行するには勇気のいる言葉の多くを見直すことができました。(美和台S)
●新任となる私たちが本当に陥りやすい事例だと思いました。いざ、自分がこの状況だったらと考えると、今後に生かしていくことができる内容だったと思います。話し合いの方法も学ぶことができてよかったです。(美和台H)
●これから起こる可能性のあるものについて、このように事前に考えられたことが良い学びとなりました。まだまだ勉強したかったです。(美和台N)
●とても内容の濃い研修でした。これから自分が陥りやすいと感じた第2部の「間違いやすい行動」を通じて、報告・連絡・相談の大切さをあらためて理解できました。まだ今の段階での自己判断はとても危険を招きやすいので、1人で抱え込まないようにしなくてはと思いました。(長丘N)
●「責任感=自分で何とかしなければならない」という思いがありました。しかし、そうではなく、自分ができる/できないことを判断して、すぐに報告することも私達、新任の責任の取り方なのだとわかりました。(長丘K)
●新任の間だけの特権である「教えてもらう」ということを積極的に活用して「自分から取りに行く」ことが大切なのだと痛感しました。社会に出る事は簡単ではないと痛感しましたが、対策やアドバイスをいただいて前向きに社会と向き合おうと思いました。(美和台N)
●何事も1人でため込まず、周りに相談すること、出来合い事を自分で認める勇気がとても大切だと思いました。「責任」という意味をはき違えずに、報・連・相を徹底して行きたいです。(長丘S)
●新任の先生との関わり方、意見の聞き方など、今までは一方通行だったと反省しています。新任の先生の今の気持ちを大切に、コミュニケーションの取り方を工夫し人間関係を築いて行きたいと思います。(美和台S)
●研修を受けて、若い先生たちのためにがんばろうという気持ちになりました。(美和台F)
●自分の意見をどんどん言える新任の先生達に驚きました。初心を大切にして、新しいパワーに負けないようにがんばろうと思います。コミュニケーションをもう一度よく考えて見ます。(長丘W)
●新任の先生が陥りそうな問題行動とその原因がつかめたことは勉強になったと思います。また、元気がなくなった時の対処の方法や、困っているときのフォロー(アドバイス)が的確にできるようになると思います。(長丘K)
研修成果についてのアンケート調査では、ほぼ全ての参加者が「非常に役に立つ」、「かなり役に立つ」、「役に立つ」」と回答しており、研修の効果が十分認められました。2園の合同開催とすることで、ベテランの先生のお話など互いの特色を生かした意見交換ができたことが、参加者全員に対する大きなインパクトとなり、これが成功の要因となったと思われます。

今後はこの研修の成果をご活用いただき、長丘幼稚園、美和台幼稚園の両園の新任職員の先生方がご活躍されますようお祈りいたします。
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